耐震リフォーム「剛」

地震国日本では、
耐震性は重要なポイントです

耐震診断・補強

安心して住まうためにも耐震診断を実施し、適切な耐震改修・強化をいたします。

耐震診断(コンピュータ分析)

業務提携を行っている住宅構造研究所では、自社の研究設備を用い耐震改修と耐震補強工法の開発に取り組んでおります。2005年には兵庫県で開催された耐震改修技術のコンペで最優秀賞(知事賞)をいただきました。

技術に裏打ちされた高剛性リフォーム
「耐震補強」とは違う根本的な体質改善

見た目や使い勝手を良くするためのリフォームから、家を長持ちさせるためのリフォームへ。とりわけ「耐震性」にこだわる殖産住宅では、「耐震補強」を一歩進めた『耐震リフォーム剛』をオリジナル・ブランドとして展開しています。

殖産住宅が戸建てリフォームにおいて標準化をめざす「耐震補強」は初めにリフォームありき。つまり、リフォームのプラスαとして構造体の見直しをはかるという発想です。一方、「耐震リフォーム」は構造体の補強・補修そのものが目的であり、場合によっては内装や設備など目に見える部分はそのまま利用し、“壁の中身”だけを一新することもあり得ます。まさに「住宅の体質改善」と言っていいでしょう。

もちろん前提となるのは徹底した現状診断。お客さま自身ができる問診型の簡易診断から専門家による精密診断まで、十分なチェック体制を敷けるのは、殖産住宅がリフォーム専門企業では珍しい「東京都木造住宅耐震診断事務所(登録番号第76号)」として登録されているからでもあります。

さらに、床や天井を壊さず内・外壁を補強できる「耐震ウォール構法」や玄関や窓、サッシなど開口部分を“地震に強い壁”とする「耐震開口フレーム」など、50年にわたる住宅建築の経験から確立された殖産住宅ならではの耐震技術も見逃せません。木造住宅の寿命を大きく延ばす『耐震リフォーム剛』。それは、建て替えなしで夢の「100年住宅」を実現する可能性も秘めているのです。

床・天井を壊さず補強
できる耐震ウォール工法

筋かいによる補強に比べ、大地震時により真価を発揮します。床・天井を壊さずに、地震力をきちんと基礎まで伝える耐震補強を可能とした工法です。大幅な工事を必要としないため、床・天井などの解体費や修繕費を抑えた耐震補強ができます。 リフォーム工事は早い工期で仕上げることが理想と言えます。耐震ウォール工法は施工性をも重視。既存住宅の現状に沿った多彩な仕様が、それぞれの現場ごとにフレキシブルに対応し、スムーズな施工を実現します。

壁補強
入隅補強
開口部そのものを地震に強い
壁にする「耐震開口フレーム」

従来、大きな開口部を作る場合、壁の配置バランスを考えた設計が必要でした。耐震開口フレームでは、窓などの開口部そのものを地震に強い耐力壁することができるため、壁の配置バランスを気にすることなく、自由度の高い開放感のある設計が可能となります。

また、開口部を耐力壁化するため、いざという時の避難口をあらかじめ確保することができます。

地震への耐力を高める基礎の補強

耐震性を高めるためには、まず建物の土台となる基礎の補強がポイントになります。基礎が弱くては、建物の強度をいくら高めても意味がありません。そのため老朽化や損傷箇所に目立つ基礎は改修・補強をおすすめしています。

また、現地診断や耐震診断などの結果、補強を行なった方がより安全と判断された場合においては、既存のコンクリート造りの布基礎に鉄筋コンクリート造りを抱き合わせるという合理的な工法で実施。地震への耐力をさらに高め、安心・安全を強化しています。